[今月の医療テーマ:女性院長とAIが支える、安心の内視鏡医療]わたしのまちの医療お役立ち情報 香川の病院・クリニックガイド2025
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※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

自分の身体を知っておくために、かかりつけ医を持ちましょう! あなたの街のドクターをご紹介します。
【知っておきたい基礎知識】
健康への第一歩は「知ること」から。
内視鏡検査
内視鏡検査は、口や肛門から細いカメラを入れて胃や大腸を観察する検査です。がんやポリープの早期発見、組織採取や処置も可能で、鎮静剤を使えば負担も少なく受けられます。
【内視鏡検査を受けるメリット・理由をまとめました!】
Point1:早期発見・早期治療につながる
がんやポリープ、炎症などを自覚症状のない段階で見つけることができます。早期なら治療の負担も軽く、治る可能性も高くなります。
Point2:正確な診断ができる
内視鏡で直接観察し、必要に応じて組織を採取(生検)することで、確かな診断ができます。他の検査では分かりづらい異常も発見可能です。
Point3:その場で処置できることも
ポリープなどが見つかれば、その場で切除できる場合もあります。別日での治療が不要になることもあり、通院の手間が減ります。
Point4:不安を解消できる
「何かあったらどうしよう」と悩んでいるよりも、検査で状態を確認することで安心につながります。異常がなければ、それだけで大きな安心です。
【FAQ/内視鏡検査の方法について教えてください。】
胃内視鏡検査(胃カメラ)
口または鼻からスコープを挿入し、食道・胃・十二指腸の状態を詳しく観察します。
・経口(口から)精度の高い観察が可能です。
・経鼻(鼻から)吐き気が少なく、検査中に会話ができます。
大腸内視鏡検査(大腸カメラ)
肛門からスコープを挿入して、大腸全体を観察します。
・検査前に下剤を服用し、腸内をきれいにする必要があります。
・ポリープが見つかった場合、その場で切除可能なことがあります。
鎮静剤を使用した検査(胃・大腸共通)
鎮静剤を使用することで、軽く眠ったような状態で検査を受けられます。痛みや不安を軽減できますが、検査後は一定時間の安静が必要です。また、検査当日の車の運転は控えてください。
検査方法は患者さんの体調やご希望に合わせて、医師とよくご相談のうえ決定しましょう。
【内科、消化器内科、内視鏡内科】
スカイメディカルクリニック

消化器内視鏡専門医による親切、丁寧な診療で身近で頼れる医療を目指す
消化器内視鏡専門医の女性院長による内視鏡診療を中心に、腹痛・便通異常といった消化器疾患や生活習慣病などの日常疾患まで、専門的な知識と豊富な経験をもとに、患者さんにとって最適な医療を提供しています。また、病気の早期発見・早期治療のためにも、がん検診(胃がん・大腸がん)や特定健診、企業健診なども行っており、健康寿命の延伸にも注力。小さな疑問や不安も「ここへ来たら大丈夫」と思える場所を目指し、気軽に相談できる環境を整えています。
内視鏡検査室
内視鏡検査は、全員女性スタッフが対応するため安心して受診できます。また、検査して終わりではなく、その後の経過もしっかりサポート。地域のかかりつけ医として身近で頼れる医療を目指します。
前処置室
当クリニックでは、大腸カメラ検査前の下剤服用を完全個室で行えるため、初めての方も安心です。
AIによる胸部X線画像解析で結節・腫瘤影、浸潤影、気胸を検出。医師と連携し、安心できる診断を提供します。
健康診断にも対応しています。
コメダ珈琲の北隣。青い看板が目印。駐車場10台以上完備しており通院しやすい環境です。
Information
健康診断、がん検診(胃がん、大腸がん)、肝炎ウイルス検診、前立腺がん検診も受付可能。お手元に受診券が届きましたら、ぜひ当院にお越しください。支払は、ペイペイ、クレジットカード、アイチケット広場アプリ対応しています。

内視鏡検査にAIを取り入れることで、これまで以上に 安心で負担の少ない医療を追求。現場の想いを伺いました。

答えていただいたのは
スカイメディカルクリニック 院長 關 杏奈(せき あんな) 先生
<経歴>
2008年岡山大学医学部卒。津山中央病院、岡山大学病院、三豊総合病院などを経て、2024年5月スカイメディカルクリニック開院。
<資格・所属学会>
医学博士、総合内科専門医、日本消化器病学会消化器病専門医、日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医など。
Q.最新の内視鏡機器やAI画像診断を導入されたことでどのように変化しましたか?
最新の内視鏡機器とAI技術を用いた補助診断支援システムを導入したことで、これまで以上に早く、正確に病変を見つけられると感じる場面が増えました。例えば大腸ポリープの中には数ミリ程度の平らなタイプがあり、人間が見落とすような小さな病変もAIが指摘してくれることもあるので、今後見落としが減っていくと思います。胃カメラにおいても同様に経鼻内視鏡だけでなく、拡大機能付き内視鏡を増本したことで、より胃がんのリスクの高い方には詳しい検査をスムーズに受けていただけるようになりました。
Q.鎮静剤を併用した“やさしい内視鏡検査”には、痛みや不安を減らす以外にどのようなメリットがありますか。
内視鏡検査に不安がある方は、要望に応じて鎮静剤を使うことで、胃カメラ検査の場合は、不快感や吐き気、大腸カメラ検査の際の痛みも大幅に軽減でき、眠っているような感覚で検査を受けていただけます。検査後はしっかり休んでいただき安全面にも配慮しています。苦痛をできるだけ少なくし、安心して検査を受けていただくことで、早期発見・早期治療につながると考えています。
Q.初めて胃カメラ・大腸カメラを受ける方へ、検査前日の食事制限や当日の流れ・所要時間を分かりやすく説明してください。
胃カメラの場合は、前日の午後9時までには夕食を済ませ、その後は水やお茶など透明な飲み物だけにしてください。検査当日の朝は食事をとらず、水分は水やお茶などを午前7時までとします。検査は5分ほどで終わります。大腸カメラの場合は、検査の2、3日前から消化の悪い食べ物は控え、検査食や消化の良い食事にしてください。大腸内に便があると検査ができませんので、検査前日に固形便を出すような下剤、検査当日も大腸を綺麗にする洗浄液を飲んでいただきます。便が透明になったことを確認して検査を行います。検査時間は20分~30分ほどですが、準備や休憩時間を含めると半日程度かかります。
大腸にポリープが見つかった場合は、サイズや形によってはその場で切除していますが、普段服用されている薬によっては休薬機関や内服の変更が必要な期間もあるため、検査日の1週間前までに事前診察を行います。
Q.検査結果はどれくらいで分かり、結果の伝え方や必要に応じたフォローアップはどのように行われていますか。
検査結果は多くの場合、その日のうちにご説明できます。画像を一緒に見ながら「どの部分がどんな状態か」を分かりやすい言葉でお伝えします。組織を採取した場合は、病理検査の結果が出るまでに1~2週間ほどかかりますので、後日改めてご説明します。その際にもできる限り専門用語は避けて、患者さん自身が「自分の体の中で何が起きているのか」を理解できるよう心掛けています。
また、必要に応じて今後の生活習慣の見直しや食事の工夫、再検査のタイミングなども提案しています。さらに必要があれば、専門の医療機関をご紹介し、スムーズに連携を取りフォローアップします。
検査は受けて終わりではなく、患者さんの「その後どうするか」までをしっかりサポートすることが、地域のかかりつけ医としての大切な役割だと考えています。
【診療情報】
スカイメディカルクリニック
TEL:087-813-7577
住所:香川県高松市春日町1650-1
診察時間:9:00〜12:30、14:00〜18:00
駐車場:10台超
HP:https://sky-medical.net/
【診療時間】

【休診】
水曜、土曜の午後、日曜、祝日休診
【診療案内】
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